天狗伝説が残る、最乗寺。月に二回、日曜日に座禅会を開催しています。
海の見えるは走水神社。古代日本の英雄、日本武尊(ヤマトタケル)とその妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)をお祀りする神社です。
〜日本武尊と弟橘媛の伝説〜
父親の景行天皇に東方征伐を命じられた日本武尊は、走水から船で上総に渡ろうとしましたが、海上で暴風雨にあってしまいます。それを聞いた弟橘媛は、海神の怒りを静めるために、自ら荒れ狂う海に入水。やがて海は静まり、日本武尊は無事に海を渡ることができたそうです。走水神社の近くに御所ヶ崎という小さな岬があるのですが、そこから姫と侍女が日本武尊の無事を祈って身を投じたと言われています。
(7日後、袖ヶ浦の海岸に姫の御衣などの遺品が漂着。「袖ヶ浦」という地名の語源とも言われています)
なんとも切なく悲しい物語ですね。
“鎌倉の大仏”で知られる、浄土宗・高徳院さんの阿弥陀如来像。高さは11mくらいです。作者は不明ですが、鎌倉時代に大活躍した仏師、運慶とその弟子たちの「慶派」の作風と、中国の宋朝様式が取り入れられている仏像です。
“Kamakura” is a beautiful seaside city with a great sense of history. It abounds with old shrines and temples. About an hour by train from Tokyo.
近年のパワースポットブームで大変な人気の神社ですが、ご祭神を知らない人も多いのではないでしょうか? お祀りされている神様は、ニニギノミコトと木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)、彦火火出見尊(ホコホホデミノミコト)です。ニニギは天照大御神の孫にあたる神様で、ニニギと木花咲耶姫は夫婦の関係、彦火火出見尊は二人の間に生まれた子どもです。家族仲良く祀られている神社は珍しいかもしれません。
鎌倉時代には源頼朝が、戦国時代には徳川家康などの武将が崇拝した神社で、かなりピリピリした気を感じます。栃木の日光東照宮と気が似ているなと感じました。仕事で成功したい人にぴったりの神社ですが、甘い気持ちで行くと叱られそうな、強い霊力のある場所です。