高野山への参詣道 (Pilgrimage road)


高野山へ至る道は、「高野七口」という七つのルートがあります。そのうちの一つ、町石道(ちょういしみち)は、空海が表参道として造った道です。

町石道には、高野山の守護神である丹生都比売神社や空海の母親が住んでいた慈尊院などがあります。

 

※町石道を歩きました!
http://kukaimoon.seesaa.net/article/419370931.html

■丹生都比売神社

Niuthuhime-Shrine


主祭神は丹生都比売(にうつひめ)。災いを避け、あらゆるものを守り育てるご利益があるとされています。

和歌山県伊奈郡かつらぎ町上天野230

■慈尊院


高野山の麓、九度山にある慈尊院(じそんいん)。弘法大師の母、玉依御前(たまよりごぜん)が暮らしていた寺院です。
高野山へと続く道の起点で、ここはもともと、空海が高野山を造るための庶務政務を司る政所(まんどころ)でした。慈尊院から高野山の大門まで通じる約22kmの参詣道は、「町石道(ちょういしみち)」と呼ばれています。

一説によると、空海が月に9度も母に会いに来たことから、この辺りの土地を九度山と呼びます。慈尊院は、子宝や安産、乳がん平癒、良縁祈願などの祈願の寺院でもあります。