*番外編*
鳥居コレクション!
神社の門である「鳥居」。神域と俗界とを分ける結界的な役割も担っています。みなさんも、鳥居をくぐると不思議と神聖な気持ちになるのではないでしょうか。
どの鳥居も基本的な構造は同じですが、形や材質は多種多様です。でも、まずは代表的な2種類を覚えておけば大丈夫!
「神明(しんめい)鳥居」と「明神(みょうじん)鳥居」、この2つです。
一見、漢字をひっくり返しただけのようですが、読み方はまったく変わるので少々ややこしいですね。
でもこれだけでも覚えておくと、神社を巡る楽しみが増えますよ〜♪
◎神明鳥居(Shinmei-Torii)=鳥居上部の横柱が一直線
眞名井神社の神明鳥居です。石で出来ています。
◎明神鳥居(Myoujin-Torii)=鳥居上部の横柱が上向きに反っている
両端の反りが美しい明神鳥居。山形県の湯殿山神社の巨大鳥居です。
明神鳥居の派生型、三ツ柱鳥居
明神鳥居が三つ並んだような、珍しい鳥居は奥秩父の三峯神社のもの。
白を基調にゴールドの装飾というのも珍しいのではないでしょうか。
こちらは「三輪鳥居」または、「三ツ柱鳥居」と呼びます。奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)や埼玉県の三峯神社に見られます。
“鳥居(Torii)”…Torii are the symbols of shrines and mark the boundary between the everyday world and the sacred realm of the gods.